自動車のカスタムと適合車両
ドレスアップやストリートチューン、サーキット仕様車と自動車の改造もそれぞれ。でも、知っておかないといけないことは「クルマと各部のマッチング」。クルマのチューニングはバランスが大事!例えばホンダオデッセイなら、アブソルートとGやMなどではタイヤサイズや足回りのセッティングも違うでしょう。
マッチングが合うかを確認する方法はいくつかあります。計算で自分で出して確認するか、ショップの店員に聞くか。どれが自分のクルマに合うか調べてみましょう!
Contents
タイヤショップで調べる方法
タイヤマンなど専門のメーカーはマッチングデータなどを豊富に持っています。自動車は車種や形式ごとにそれぞれ適正があるでしょうし、ツライチにする場合でもフェンダーとの干渉や走行へのトラブルは実際のデータを持っているタイヤショップやメーカーが詳しくなっています。
店員に問い合わせるか、公式WEBサイト上での適合表などを調べてみるとメーカーごとの適正が分かります。ホンダオデッセイなら純正サイズを調べて、表と照らし合わせてみることです。リム径やリム幅、インチなどからデータ的にマッチングを計りたいなら外径計算する方法もあります。
ホイールサイズの見方
16や18など。直径の長さ。1インチは2.54cm。
②リム幅
8.5Jや7JなどJを書かないこともある。ホイールのリム部分の横幅。
③フランジ形状
ホイールの横幅だが、折り返しまでの長さ。日本のメーカーはJが多い。JとJJでは形状が違う。
④インセット
ホイールリムの中心線と、ハブに取り付ける締結面の離れ具合を表す。フェンダーとのクリアランスに関係するので、ツライチやインチアップ時に参考にする。
⑤穴数
取り付け用のボルトの数。この穴の数がクルマとタイヤで合わないと装着ができない。ホイールキャップ装着時にも関係。
⑥P.C.D
(ピッチ・サークル・ダイヤメーター)ボルトと反対側のボルトとの間の距離。
外径計算で調べる方法
車種ごとの最適なタイヤ&ホイール選びをするのに「外径計算」があります。純正の外径と、取り付けたいホイールの外径が近ければマッチングが良いと考えられているのです。計算方法はこちらから。
リンク先のオートウェイではスピードメーター誤差計算機、ホイールマッチング計算機もあります。インチアップを考えているなら、リム幅やインチサイズなどを入力すると適正を調べられます。インチアップすることでのスピードメーターの誤差が起こりますが、どの程度の狂いが生じるのかも計算で出すことができます。
オデッセイの純正タイヤサイズから、購入したいホイールのリム径などを入力し、適合状況を調べられるのでおすすめです。シミュレーションしてみて実際にトラブルがないか確認できます。
メーカー推奨セットを使う
計算が苦手なら、自動車メーカーやタイヤ(ホイール)のメーカーがそれぞれ出している対応車種にあったものを選ぶのがベター。ホイールでもそもそもタイヤとセットで販売していることが多く、セットで買うことでトラブルの少ないタイヤチョイスが可能となります。
チューニングしていて車高調やエアロパーツなどと合わせて改造していると、それぞれのパーツ同士が干渉してトラブルが起こることがあるのです。ブレーキキャリパーなども大径化していると、ホイールとブレーキキャリパーのクリアランスが少なく、干渉が起こってしまうこともあります。
ローダウンのために車高調を入れていたらホイールとタイヤとでマッチングが合わなかったことで故障が起きるケースもあります。足回りチューンするならチューナーやノウハウのあるところで総合的にチューニングメニューを決めていくと失敗がおきにくいでしょう。
タイヤショップ探しと通販
普通、ショップのプライスボードや適応表などに対応車種が記載されています。ショップが推奨するものはメーカーの適合表などから推奨セッティングを出しているので間違いが少ないのです。何も記載がないなら外径計算をして、クリアランスにも注意を払うといいでしょう。
オートウェイはネットのホイール&タイヤの通販専門店です。ここでは日本全国の提携先会社からピットサービスが受けられます。通販購入したタイヤは、タイヤハウスやガソリンスタンドなどから受け取りができて、そのまま装着も依頼できるのです。ホイール選びをするにも装着するタイヤ選択も必要です。スタッドレスタイヤやスポーツタイヤなど、交換予定の種類を調べるのにもネットショップは便利なのでおすすめです。
オートバックスはもちろんカー用品店として全国に支店があり、通販購入時に受け取りと取り付け作業もできる総合的カーショップです。ホイール以外でもアクセサリー類やパンク修理キット、工具類なども合わせて購入すると緊急時でも対応が可能。カーグッズは今や大量にあるので見ているだけでも楽しい!量販店だと思っていても整備の確かなショップもあるので利用してみる価値があります。
まとめ
カスタマイズは自分だけで行なうと失敗しやすいので注しましょう。オデッセイの型式を確認することから始めて、メンテナンスやパーツについて理解を深めると今後のカーライフで役に立ちます。メンテナンス費用節約のためにはちょっとした作業は自分でできることが大事です。
とりあえずパーツを購入するなら対応車種を確認して間違いのないパーツ選択をしましょう。取り付けや交換作業は無理に自分で作業しなくとも自動車ディーラーやピットサービスのある店で作業ができます。シャコタンやエアロカスタムするなら専門知識のあるショップを探しましょう。
中古アルミホイール通販で20インチの人気ホイールをゲットできることもありますよ!